どういうわけか「医龍」にはまっている。春に1クールで終わってしまったフジテレビのドラマが、この秋再び始まった。車でドラマのサントラ盤を聞き、我が時空でもメンバーが「医龍ごっこ」なるものをするほど人気があった。何故だろうと考えてみるのだが、人の生死に関わる医療現場で活躍する朝田龍太郎のスーパースターぶり、そしてその手術シーンだろう。テンポよく展開し、見る者をひきつけるとあっという間に50分のドラマは終わる。少ない台詞で圧倒的な存在感の坂口憲二、独特の味で魅了する岸部一徳がさらにパワーアップして登場してきた。小池徹平が好演し夏木マリがしめている。回を重ねるごとにあらわになってくる登場人物達の過去。チームドラゴンがどうなっていくのか、カメラワークと演出を楽しませてもらっている。
それはないでしょうと覚めて見てはいけない。あくまで虚構の世界なのだから不可能なことも可能にする。ところが台詞一つ一つに妙なリアリティを感じさせるから不思議だ。今夜10時。
色づいてきたツタ。昨日栢森で。