救命救急士が病院に連絡を入れる。「脳疾患の疑いがあるがバイタルが安定しているので何とか出来ませんか」と何度も連絡を入れる。救急本部からも何々病院受け入れ不可と連絡が入る、「県内の病院すべてだめなので大阪に入れてみます…」ドラマのシーンにこんなのあったなと狭い救急車の中でやりとりを聞いていた。朝母の意識が無く思い切って119番すると到着までの間、気道確保してください等こまかな指示をくれた。6人で現れた救急隊はいくつかの機器を手に手際よく酸素供給や処置を施し救急車へ、家を出たのはいいが案の定受け入れがなかった。多くは脳外科のドクターがいない時間帯、そして処置中らしい。以前梗塞のときにかかった病院に二度三度連絡してもらう。そして救急士らがドクターが来るまで付き添うという条件で無理矢理運んでもらった。
そして意識が回復。原因はどうやら低血糖による症状だったらしい。点滴の途中で私のことも分かるようになった。そして疲れて家に帰ったが、寝込んでいた息子につづいて連れ合いもダウン。何年も寝込んだことの無い人が倒れると、少しは応える。ミーもやっと医者に連れて行ったが、缶詰を食べるとこれはさっさと出かけていった。初めて母の隣で寝ることにした。いつ逝ってしまってもおかしくないのだから、しばらくはともにするか。
先週の談山神社。今年は遅くまで紅葉が残りそうだ。