5月14日に撮影会で大台ヶ原へ行った。例年ならシャクナゲには未だ早いはずだが、今年は見頃を迎えていた。雨上がりで霧の大台を期待していたのだが、風が強くて現れる霧も瞬時に消えてしまう。ドライブウエイで少し撮影し、駐車場からシオカラ谷へ下った。ここは一気に下るので、帰りはあまり通りたくないコースだ。
久しぶりにシオカラ谷の吊り橋を渡り、今度はいきなり急登となる。しばらくするとシャクナゲが現れ、ここから大蛇ぐらの分岐まで花を撮影しながら進む。花は蕾が有り、すこし過ぎたものもある。まずまずの状態だろう。ポイントでは霧を待ってみるが、思うようには行かず青空まで見えだした。
大蛇ぐら近くのアケボノツツジはまだ咲いていなかった。強風のため大蛇ぐらの端に立てば少し怖わかったが眺めは最高だ。西大台から落ちる中の滝の雄姿とその左に西の滝が見える。山は新緑に染まる。遠くに大峰山系の行者還岳が烏帽子のようだ。何もせずしばらく座っていたいと思う。