家の周辺を歩いた。寒さも少し落ち着いたようだ。先日の嵐には驚いた。台風の時でもあれほど強い風はめずらしい。窓のサッシの網戸が風で右から左へと走った。初めてシャッターを下ろしたほどだった。
稲渕に行くと畑のロウバイが咲いていた。数輪開いている。確かTさんが2000年の時に植えられたように記憶している。棚田を見下ろす地に記念にと数十本植えられた。冬色の空に甘い香りが漂っていた。
祝戸公園ではまだ木の葉が残っていて、晩秋というか初冬の雰囲気がある。林下にはクヌギの落ち葉が重なりカサカサと足下を追ってくる。一組だけいた家族連れは大阪から来たという。孫とおぼしき子等が落ち葉の中ではしゃいでいた。展望台ではカメラクルーが撮影していた。
近くであっても歩くことは少ない。カメラ片手に散歩もいいものだ。