何度も通っては遊んでいったイノシシを憎んではいけないと自分に言い聞かせる。収穫することもなく忽然と消えた人参や白菜は掘り起こすと出てくるものもあるが、分からなくなるほど畑は耕されている。さすがに大根は目につくが、まだ小さいものもあり、もったいないなと思う。春の種まき前に出てきてくれたらいいのに。見事としかいいようがない状態だ。まあ、今シーズンはあきらめるしかない。
指導する写真クラブの例会が終わり、忘年会があった。もうそんな時期なのかとあらためて年末を実感する。日々のことがらに追われ走り去るように時が過ぎた。晩秋の風景をもっと写しとめたかった。あれやこれやと振り返ることが多い。
稲渕にて