撮影会は目当ての桜風景がまだ咲いていなかったが、標高800~1000㍍付近の芽吹きを撮影した。リョウブの新芽、ミツバツツジ、山桜など十分に楽しませてくれた。釈迦ヶ岳登山口まで15キロの林道沿いは、山好きにはたまらない山林が残されていて雄大なスケールの景観もある。十津川を撮り続けているS氏に聞くと峠付近の山桜は毎年5月の連休頃が見頃だという。今年はすべて開花時期が早いので、もう咲いているのではなかろうかとのことだったが、標高の高い山では決して同じように早いわけでもなさそうだ。
その後、21世紀の森へシャクナゲを撮影に行った。十津川から下北山へ抜ける国道425号の標高500㍍の所にある森林公園は多品種のシャクナゲが植えられていて、4月の初め頃から咲く花もあると地元の方が言っていた。咲いても真っ赤な花や、これもシャクナゲかと思うような変わった花までたくさん植えられている。大峰山系でこの花を植えるのかと、センスを疑うような花もある。とりあえず強風の中で撮影をした。
シャクナゲで知られた玉置神社はというと、やはり標高900㍍ほどあるのでまだ咲いていないということだった。