メインの被写体を撮影すると、次はその辺で小物を探して歩くことが多い。秋の森はあちこちに被写体があふれている。気づかないだけでいくらでもあるのだ。
それでも撮りたいという思いが湧いてくるようなものに出会わないと、シャッターが切れない。興味がないと見えるものも見えてこない。
日差しがあるときには、光を利用しよう。雨なら水滴。濡れた表面が光っているのもいい。ガスが出ればうるさいものも隠してくれる。どんな状況でも撮影チャンスだと思うことが大事だ。知恵も働き頭も使うことになる。
撮影旅行は楽しんでもらわないといけないので、自由に思うように撮ってもらう。
2日目はあいにくの雨模様だった。白馬の稜線はうすく雪を載せていた。