昨日は教室の撮影会を明日香で行った。朝細川谷に霧が湧いた。稲渕の棚田から見ると、多武峰から下る山陰に斜光が差していた。晴天を待っていた稲刈りが始まった。この一週間でほとんど終わるだろう。コンバインを使わず、ハザ掛けが見られるのはありがたい。刈り取りの後しばらくこの光景が続く。明日香ならではの風景になってきた。
秋が深まり晩秋から初冬にかけての明日香は朝がおもしろい。撮影に来るカメラマンも彼岸花の時ほどの喧噪は無いが、まだまだマナーの悪い人も来るようだ。同じように見られるのは悲しいものがある。ゴミを拾ってもすぐに捨てられる。いつもいつも拾えない自分に後ろめたさを感じるが、持ち歩くには量が多い、たとえ一回でもゴミ拾い専用の回数を増やさなければと思う。