バイクでこけてしまった。といっても怪我はなくバイクもそれほどダメージをうけていない。いわゆる立ち転けというやつ。倉橋から多武峰へ向かっていた。坂道で急に音羽観音辺りのロケハンをしておこうと思いたち、Uターンしようとして傾き支えきれずに転倒。ガソリンが漏れている。坂道のど真ん中、あわてて渾身の力をもって起こした。後続の車から驚いたドライバーが大丈夫ですかと降りてきた。怪我はないですかと聞いてくれる。親切な方だ。お礼を言って体は大丈夫ですからと応えたが、腰を痛めていた。安全運転だから走っていて転倒するようなことはない。ただ大型バイクは、立ち転けに注意しないといけない。250キロもある車重。ある地点を越えて傾くともうこらえることができない。分かっていて転ける。坂道や狭い道での方向転換は細心の注意が必要なのだ。分かっていながら時々忘れてしまう。腰が少し悲鳴を上げている。でも一晩眠れば治るかも知れないなどと若いときと同じようにいかないものか。