今日こそ天気がいいだろうと朝4時に起きるつもりが30分遅れて目が覚めた。出掛けようと思ったところはすでに遅く断念。他の場所へと思ったがすっきりしない目覚めに、ずるずると布団の中で考え事をしてしまい7時まで時間が経った。日が照りつける飛鳥寺のレンゲを見に行ったが霜でやられたのか精彩なく撮れる状態ではない。飛鳥京跡で探し物をして橘寺をからめたカットなど撮影。昼前まで撮影して回った。そうして春の光を浴びながらシャッターを押していても、何処かに引っかかるものがありすっきりしていない。 朝布団の中で悶々としていた思いが時々わき上がってくるのだ。もうすぐ連休になる。毎年、この時期に秋に上演する台本の制作に入る。いつも6月までずれ込んでしまうのだが、5月中に本を仕上げてしまわなければならない。今年こそしっかりと準備したいのだ。まして4回の公演が入っている5月はあっという間に過ぎてしまうだろう。まだ書き始めてもいないストーリーは未だ闇の中でくぐもっている。萌えるような若葉が目に染みるというのに。