夕刻、西の空を見ては少し色づきそうだと家の近くへ行ってみる。ちょうど夕食の準備時間なので、そういつも手が空くわけではない。今日はいけそうかな?という空だったので、家で食事をするという息子にまかせて出かけた。立部の展望所辺りで二上山に夕陽が沈む日なので、此処と決める。夕陽はカメラマンが何処に居るかで決まってしまう。空全体が茜に染まれば田んぼがいいし、目的に合わせて行くしかない。空はまずまず、入り日はきれいに決まった。日没後の小焼けはなかったが、いい日だった。
帰ると頼んであった息子の夕食が出来ていて、ミキサーに掛け母に食べさせる。尿を取り車椅子からベットに移し、着替えをさせる。現実に戻る時だ。