みことおうじ
「遠くへいきたい」演出の方から編集するにあたって問い合わせあり、中大兄皇子を劇中で「みこ」と呼んでいるが文化財課に聞くと「おうじ」が本当らしいといっている。ナレーションではどちらがいいでしょうかとのこと。まあ劇中では「みこさま」と言うほうが親しい感じがするので使っていると答えておいた。素人だから学術的なことはわからない。まあ、うまく編集が上がり好評だとのこと、放送が楽しみだ。1月29日7時30分読売テレビ。
 今日は奈良県美術人協会の新春展の搬入日。今年から全倍プリントに決まり、かさ高くなった。明日から22日まで県文化会館で開催。
三輪山冬空
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# by asuka-ji | 2006-01-17 12:32 | 明日香 | Comments(6)
急に暖かくなった
 雨が降り、急に暖かくなった。しっかりと音を立てて降っていた雨が上がると、薄く靄が立ちこめた。棚田に行くとさすがに土曜日、数人のカメラマンがいた。カメラを提げて歩くと、また暗くなってきた。降ってきそうな空を見上げながら三脚を据えるが、思うような情景にならず数カットシャッターを切る。
 1時間ほどの撮影後大化塾の会議に出る。明日香まるごと博物館に向けての年度計画を立てる。久しぶりに積極的な意見が出て大化塾らしくなった。外は本格的な雨となり、会議終了後も時空のメンバーとコーヒータイムを楽しんだ。家に帰ると母のめんどうを見ていた連れ合いが困り果てていた。休みのときは変わってもらわねばこちらも続かないと夕食を済ませ、また時空の集まりに出かけた。
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# by asuka-ji | 2006-01-15 16:22 | 明日香 | Comments(3)
とんど
 年が明けてからばたばたと日が過ぎていった。地元集落の新年会、明日香村の新春の集い、写真講座の新年会等、気がつけば明日はもう〝とんど〟の日だ。とんどを作るために山の雑木を切り出して、村中のしめ縄を集めるのが子供の仕事だった。木を引きずりながら少し大人になったような気がしたものだ。12月の亥の子とともに冬の大きなイベントのひとつだった。どこの家にもかまどがあり、小さいときから火に親しんでいたように思う。このとんどの火を持ち帰りかまどで小豆粥を炊いて、それをびわの葉に盛って家のあちこちに供えた。これは父親の仕事だった。
 飛鳥川を遡ると真新しい勧請縄が掛けられ、集落にはすでにとんどの準備ができていた。昔はこのとんどが終わるまではお正月だったのだ。
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# by asuka-ji | 2006-01-13 14:49 | 明日香 | Comments(1)
芋峠
 み吉野の耳我の嶺に、時なくそ雪は降りける、間なくそ雨は降りける、その雪の時なきがごと、その雨の間なきがごと、隈もおちず、思いつつぞ来しその山道を…。大海人皇子が讃良とともに大津から逃れるように、吉野へ落ち延びたときのことを思い起こして歌ったといわれているこの歌。耳我の嶺とは飛鳥と吉野を隔てる芋峠付近のことだろう。細かい雪が降った先日、少しは化粧していないだろうかと芋峠に向かった。栢森を過ぎて山間に入ると気温0度C。行者像の前に着くと道路には雪。これはひょっとして期待出来るかもと、車を止め山道を登る。案の定茶屋跡の杉林を行く道は白く化粧をしていた。鬱蒼とした植林地帯だけに、木々のすきまからどれほど雪が落ちてきてくれているか心配だったのだが、来てよかった。誰もいない静まり返った森の冷気を感じながら、これを至福のひとときとでもいうのだろうかとほくそ笑んだ。ここには昭和の初期まで三軒の茶屋があって、ここで休んだ旅人は芋峠神社にお参りしてから峠を越えていったらしい。果たして神社は何処にあるのだろうか、近くに小さな祠でもあったのかも知れない。
 ともに峠を越えた讃良は後に持統天皇となり、夫との思い出の地宮滝に三十数回も行幸している。この峠道を一行は列をなして越えて行ったのだろう。
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# by asuka-ji | 2006-01-09 13:38 | 明日香 | Comments(2)
歌のフレーズが
山辺の崇神天皇陵近くを走っていたとき、過ぎては流れさる風景に歌のフレーズが浮かんできた。これは何なのだろうと繰り返しくりかえし口ずさんでみたが、形にはならずついに消え去った。左遠くに二上山がかすんでいる。ちょうどこの辺りは少し高台になっており、帰りには三輪山、前方に大和三山、少し右に二上山が見える。竜王山から三輪山につづく青垣山は麓に多くの古墳を抱くところ。松本清張の「火の道」にも出てくる。この道を奈良までもう30年以上通っている。この国道169号と24号のどちらを通ってもいいのだが、山辺の道に沿ったこの道路は少し眺めが良く性に合ってるような気がするのだ。ふりかえればフリーになってもう今年で20年になる。そろそろ事務所をたたんでもいいのかも。
いやいや、その歌のことなのだが、何か浮かんだのだ。舞台で舞う役者にかぶって、また役者がリフレインする…。よくよく考えればそのメロディー、スーパー歌舞伎「三国志」に流れた北山修の「遠くはなれてはいても、心はひとつ…」の歌に似ていた。何せ音楽のことはからっきしだめなのだから、所詮そんなものだ。
栗原からの夕景
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# by asuka-ji | 2006-01-05 16:02 | 明日香 | Comments(2)
新しい年
 新しい年を迎えた。また一から出直しだ。体調も快復しかけた大晦日に飛鳥寺へ参った。村の鎮守さんに参るぐらいで、あまり初詣なることをしたことがない。新年を迎える写真を撮りたかったのだ。先ず母を寝かせ、めずらしく上の息子と連れ合いに同乗させてもらって飛鳥寺に向かった。観光協会のN嬢の誘いもあって重い腰を上げたのだ。開け放たれたお堂の奥に鎮座するのは飛鳥大仏。千年を越えて人々を見守ってきた慈愛に満ちたお顔だ。写真を撮るなど世俗にまみれた者には近寄り難くも思われるが、そこは深い愛に満ちた仏様、いかような者も受け入れてくださる。鐘の音を聞きながら、つづいて飛鳥坐神社へ、そのあと岡寺へと上り午前2時過ぎに帰宅。
 翌日は母の手を引き橘寺へ、境内に入ると会式の準備はこうしてするのだとまだ元気で手伝いをしていた頃のことをさかんに話す。そしてめずらしいことに写真を撮ってくれといってきた。数カットの記念写真を撮り、これでひとつ親孝行ができたのかしらと納得する。だが夜には何処かへ行くのだと玄関のドアを離れず困らせた。また付き合っていかねばならないと覚悟を決める。
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# by asuka-ji | 2006-01-04 14:36 | 明日香 | Comments(5)
身体が壊れた
突然に身体が壊れた。昨日夕食のあと(鍋だったのだが我ながらおいしかった)寒気がしたと思ったら突然気持ち悪くなり戻した。朝5時頃までかかって全部吐き出した。戻すなんてもう10年ほど経験がない。朝まで苦しんでこれは何かに当たったのかと思いきや家族皆いたって元気。母もけろっとしている。風邪かも知れないが、今日は文化サロンの日。朝からりんごを少しかじって家を出た。何とか昼までつとめて、帰ることにする。少し熱もあるようだ。
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# by asuka-ji | 2005-12-28 13:13 | 日々 | Comments(4)
うかっとして
 うかっとしていたら、母がいなかった。風呂から出ると玄関のドアが開きっぱなしで、これは大変と外に出るとガレージの前に立っていた。寝たはずなのにちゃんと着替えて、迎えの車を待っているのだという。玄関の20段の階段を難なく下りたようだ。なだめて寝かせたが1時間ほどしてまた起きてきた。まだ朝ではないからと言い聞かせたが気をつけないと。不思議なことに自分で動くときは介添えもなく歩くようだ。だが普段は危なく、部屋の中でも倒れたことがある。
 もう一人困った奴がいて、ミーが朝4時頃に決まって起きる。同じ枕で寝る俺のことも少しは考えろよと言い聞かせるが、そんなこと知るかと出て行く。連れ合いは5時過ぎに目覚ましをかけるし、少しはゆっくり寝かせてほしいものだと独りごつ。
 気がつくと今年もあと4日、ポストを見て年賀状の季節なんだと今頃実感した。あっという間に日が過ぎる。どうも早すぎるように思うのだが…。
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# by asuka-ji | 2005-12-27 14:05 | 日々 | Comments(2)
雪が降った
 雪が降った。道は凍てつき、早朝家を出た連れ合いのジムニーも橿原で捨てられ電車にしたようだ。22日は気温も低く吹雪になった。デイサービスの車が行けない旨連絡入り母を送る。道路は早くも融雪剤がまかれ、少しよくなっていた。やっと時間が出来、甘樫丘に上る。雪まじりの強風にさらされた丘の上はさすがに誰もいない。そのうち埼玉から来たという女性が寒風をものともせず現れた。夜行バスで着き先に畝傍山に登ってきたのだという。折から姿をみせた青空に感激しながら、石舞台へ向かうと下っていった。変化を見せる四方の風景にシャッターを切っていると、次にビデオクルーが現れた。偶然にも先週打ち合わせをした「遠くへ行きたい」のクルーだった。結局2時間寒風の丘にいた。
 そして23日、午後から「遠くへ行きたい」の収録があった。野村宏伸さんが案内人。底冷えのする体育館で団員、テレビクルー、ディレクターの杉生さん、みなさんお疲れさまでした。放映は1月29日朝7時30分です。
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# by asuka-ji | 2005-12-24 16:53 | 明日香 | Comments(7)
カラスウリ
カラスウリには思い出がある。晩秋の竹やぶや枯れ野でひときわ目を引く赤い実。夏の夜に人知れず咲く白い花も不思議な形をしているが、木にぶら下がった実はつい家に持ち帰りたくなる。中学のとき一つ取ってきたら母が短冊に何かを書いて赤い実をそれに添えてくれたように思う。それとも自分が書いたのかも知れない。それだけの記憶だ。机の前にそれを飾りしばらく眺めていた。机に向かうということは多分受験が迫っていたのだと思う。といってもあまり勉強をした覚えもなく、太宰や堀辰雄の虚構の世界を覗いていた。何より色がいい。思いっきり紅くて、なんだか潔い。思えばその頃から、晩秋から冬の季節に辺りをよく歩いた。どこか自分に合っているのだろう。畑で見つけたカラスウリを撮りながらそんなことを思い出した。
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# by asuka-ji | 2005-12-20 14:59 | 日々 | Comments(5)



写真家・上山好庸
(社)日本写真家協会(JPS)
会員
昭和25年明日香村生まれ。
48年中京大学卒業。
奈良新聞社を経て写真家を志す。
61年フリーとなる。

※写真の無断転載はご遠慮下さい。
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