ロウバイ
 奈良県美術人協会の新春展が終わった。これで一通り正月の行事が済んだ気がする。朝起きると納屋の屋根が白い、うっすらと雪が乗っている。あらっと思ったが9時過ぎまで動けない。ようやく家を出たのは9時半。とりあえず稲渕へ向かったが本当にうっすらと雪が付いているかなといった感じ。日も射さず暗い空。それでもしばらくシャッターを切って事務所に出た。25日の文化サロンは明日香で撮影になっている。下見と思ったが条件次第だろう。寒風の中、ロウバイの甘い香がかすかに匂っていた。
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# by asuka-ji | 2006-01-23 14:54 | 明日香 | Comments(8)
さんざん雪が積もると
 さんざん雪が積もると報じられた土曜日。車の中のカメラのバッテリーを全部取り出し、布団の中でいびきをかくミーと一緒に寝かせたが、朝6時に起きると何のことはない雪が降るような気配もなく明るくなってしまった。明日香に来ている茶々ママさんもさぞかし残念がっているだろうと気遣うばかり。そのうちに体調まで少し風邪気味に。ああー今日は連れ合いが母を見てくれる日で思うように撮影出来ると思っていたのに、残念!と天気予報を信じた自分がうらめしくなる。事務所に出てフィルム整理をする元気も無く、かといって頼まれた原稿2本を書き上げようとする気力も無く、1日が過ぎた。ええい、今日は天気予報のせいだ、とまたひとのせいにした。
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# by asuka-ji | 2006-01-22 14:14 | 明日香 | Comments(0)
その時歴史が
 「その時歴史が動いた」飛鳥寺建立の放送があった。さすがにCGという便利なものができたので、伽藍がいろいろな角度で見ることが出来イメージしやすい。特に甘樫丘から見た風景は、あのように宮殿施設と飛鳥寺がつづいて倭国の中心として異様を誇っていたのだろう。ドラマ「厩戸皇子」のシーンが随所に使われ懐かしく見ごたえがあった。
 ただ、飛鳥寺の現在の釈迦如来座像は出てこなかった。お堂の外観だけだった。最後に見せてもよかったのでは、という気がした。
奥明日香の山すそで見つけたイチゴ
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# by asuka-ji | 2006-01-19 12:25 | 明日香 | Comments(0)
NHKの
昨日、NHKのディレクターと打ち合わせした。番組「関西610」の中で西日本の旅というコーナーがあり、それの出演依頼だった。時空の寸劇もしてくれとのこと。収録は28日。メンバーに招集をかけねば。またまた大変なことだ。主要な役者が欠けないように願うのみ。今年は更に飛躍の年と定めているので、ありがたいことだ。
残り柿(稲渕)
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# by asuka-ji | 2006-01-18 15:06 | 明日香 | Comments(3)
みことおうじ
「遠くへいきたい」演出の方から編集するにあたって問い合わせあり、中大兄皇子を劇中で「みこ」と呼んでいるが文化財課に聞くと「おうじ」が本当らしいといっている。ナレーションではどちらがいいでしょうかとのこと。まあ劇中では「みこさま」と言うほうが親しい感じがするので使っていると答えておいた。素人だから学術的なことはわからない。まあ、うまく編集が上がり好評だとのこと、放送が楽しみだ。1月29日7時30分読売テレビ。
 今日は奈良県美術人協会の新春展の搬入日。今年から全倍プリントに決まり、かさ高くなった。明日から22日まで県文化会館で開催。
三輪山冬空
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# by asuka-ji | 2006-01-17 12:32 | 明日香 | Comments(6)
急に暖かくなった
 雨が降り、急に暖かくなった。しっかりと音を立てて降っていた雨が上がると、薄く靄が立ちこめた。棚田に行くとさすがに土曜日、数人のカメラマンがいた。カメラを提げて歩くと、また暗くなってきた。降ってきそうな空を見上げながら三脚を据えるが、思うような情景にならず数カットシャッターを切る。
 1時間ほどの撮影後大化塾の会議に出る。明日香まるごと博物館に向けての年度計画を立てる。久しぶりに積極的な意見が出て大化塾らしくなった。外は本格的な雨となり、会議終了後も時空のメンバーとコーヒータイムを楽しんだ。家に帰ると母のめんどうを見ていた連れ合いが困り果てていた。休みのときは変わってもらわねばこちらも続かないと夕食を済ませ、また時空の集まりに出かけた。
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# by asuka-ji | 2006-01-15 16:22 | 明日香 | Comments(3)
とんど
 年が明けてからばたばたと日が過ぎていった。地元集落の新年会、明日香村の新春の集い、写真講座の新年会等、気がつけば明日はもう〝とんど〟の日だ。とんどを作るために山の雑木を切り出して、村中のしめ縄を集めるのが子供の仕事だった。木を引きずりながら少し大人になったような気がしたものだ。12月の亥の子とともに冬の大きなイベントのひとつだった。どこの家にもかまどがあり、小さいときから火に親しんでいたように思う。このとんどの火を持ち帰りかまどで小豆粥を炊いて、それをびわの葉に盛って家のあちこちに供えた。これは父親の仕事だった。
 飛鳥川を遡ると真新しい勧請縄が掛けられ、集落にはすでにとんどの準備ができていた。昔はこのとんどが終わるまではお正月だったのだ。
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# by asuka-ji | 2006-01-13 14:49 | 明日香 | Comments(1)
芋峠
 み吉野の耳我の嶺に、時なくそ雪は降りける、間なくそ雨は降りける、その雪の時なきがごと、その雨の間なきがごと、隈もおちず、思いつつぞ来しその山道を…。大海人皇子が讃良とともに大津から逃れるように、吉野へ落ち延びたときのことを思い起こして歌ったといわれているこの歌。耳我の嶺とは飛鳥と吉野を隔てる芋峠付近のことだろう。細かい雪が降った先日、少しは化粧していないだろうかと芋峠に向かった。栢森を過ぎて山間に入ると気温0度C。行者像の前に着くと道路には雪。これはひょっとして期待出来るかもと、車を止め山道を登る。案の定茶屋跡の杉林を行く道は白く化粧をしていた。鬱蒼とした植林地帯だけに、木々のすきまからどれほど雪が落ちてきてくれているか心配だったのだが、来てよかった。誰もいない静まり返った森の冷気を感じながら、これを至福のひとときとでもいうのだろうかとほくそ笑んだ。ここには昭和の初期まで三軒の茶屋があって、ここで休んだ旅人は芋峠神社にお参りしてから峠を越えていったらしい。果たして神社は何処にあるのだろうか、近くに小さな祠でもあったのかも知れない。
 ともに峠を越えた讃良は後に持統天皇となり、夫との思い出の地宮滝に三十数回も行幸している。この峠道を一行は列をなして越えて行ったのだろう。
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# by asuka-ji | 2006-01-09 13:38 | 明日香 | Comments(2)
歌のフレーズが
山辺の崇神天皇陵近くを走っていたとき、過ぎては流れさる風景に歌のフレーズが浮かんできた。これは何なのだろうと繰り返しくりかえし口ずさんでみたが、形にはならずついに消え去った。左遠くに二上山がかすんでいる。ちょうどこの辺りは少し高台になっており、帰りには三輪山、前方に大和三山、少し右に二上山が見える。竜王山から三輪山につづく青垣山は麓に多くの古墳を抱くところ。松本清張の「火の道」にも出てくる。この道を奈良までもう30年以上通っている。この国道169号と24号のどちらを通ってもいいのだが、山辺の道に沿ったこの道路は少し眺めが良く性に合ってるような気がするのだ。ふりかえればフリーになってもう今年で20年になる。そろそろ事務所をたたんでもいいのかも。
いやいや、その歌のことなのだが、何か浮かんだのだ。舞台で舞う役者にかぶって、また役者がリフレインする…。よくよく考えればそのメロディー、スーパー歌舞伎「三国志」に流れた北山修の「遠くはなれてはいても、心はひとつ…」の歌に似ていた。何せ音楽のことはからっきしだめなのだから、所詮そんなものだ。
栗原からの夕景
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# by asuka-ji | 2006-01-05 16:02 | 明日香 | Comments(2)
新しい年
 新しい年を迎えた。また一から出直しだ。体調も快復しかけた大晦日に飛鳥寺へ参った。村の鎮守さんに参るぐらいで、あまり初詣なることをしたことがない。新年を迎える写真を撮りたかったのだ。先ず母を寝かせ、めずらしく上の息子と連れ合いに同乗させてもらって飛鳥寺に向かった。観光協会のN嬢の誘いもあって重い腰を上げたのだ。開け放たれたお堂の奥に鎮座するのは飛鳥大仏。千年を越えて人々を見守ってきた慈愛に満ちたお顔だ。写真を撮るなど世俗にまみれた者には近寄り難くも思われるが、そこは深い愛に満ちた仏様、いかような者も受け入れてくださる。鐘の音を聞きながら、つづいて飛鳥坐神社へ、そのあと岡寺へと上り午前2時過ぎに帰宅。
 翌日は母の手を引き橘寺へ、境内に入ると会式の準備はこうしてするのだとまだ元気で手伝いをしていた頃のことをさかんに話す。そしてめずらしいことに写真を撮ってくれといってきた。数カットの記念写真を撮り、これでひとつ親孝行ができたのかしらと納得する。だが夜には何処かへ行くのだと玄関のドアを離れず困らせた。また付き合っていかねばならないと覚悟を決める。
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# by asuka-ji | 2006-01-04 14:36 | 明日香 | Comments(5)



写真家・上山好庸
(社)日本写真家協会(JPS)
会員
昭和25年明日香村生まれ。
48年中京大学卒業。
奈良新聞社を経て写真家を志す。
61年フリーとなる。

※写真の無断転載はご遠慮下さい。
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