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橘寺降雪
 このところ朝から雪がちらつくことが多い。積もらなくても降り続く様をと思うのだが出かけると止んでしまい。すごすごと帰ってくることが続いた。今日も家を出てからまばらな降りとなり、帰ろうかと思ったが橘寺の山門で待ってみた。すると鈍色の西空から一群の雪が押し寄せ寺の伽藍を覆った。気温は0度。数カット撮影し、山門を太子殿に向かうと雪のひらは力なく、ほどなく消えた。
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by asuka-ji | 2011-01-27 22:03 | 明日香 | Comments(0)
失われていく風景
 昨日、新しい国営公園建設のためのワークショップがあり、キトラから檜前辺りの現地を歩いた。どうせ作ってしまうのなら今までとは違う公園にして欲しいと、参加者の思いは皆同じ方向を向いているようだ。田んぼと畑を活かしたエリアに飛鳥時代の庶民の生活がうかがい知れるような小屋を作り、竈の煙が立ち上がる風景を演出する。そういった生活体験も出来ればと思う。それにしても丘の上に立つ柿の木を夕空に入れた風景はもうすぐ失われる。檜前川を挟んで高松塚古墳を対面に見る丘は、なるほど眺めの良い休憩地になるだろうが寂しい気がする。そうやっていくつもの風景が失われてしまった。いずれも決していい方向にではない。出来た物がより飛鳥時代を彷彿とさせるようなものになればいいのだが…。住民と国交省の思惑は必ずしも一致しない。以前にブログにも登場した檜隈の丘に立つ柿の木。
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by asuka-ji | 2011-01-26 18:25 | 明日香 | Comments(0)
ビフォーアフター庭
 居間にエアコンが入り外部の足場が取れた。後は外構の一部にモルタルを張れば完成だ。リフォームは3ヶ月かかった。快適な生活にこれでいいのだろうかと何処か落ち着かない思いになるのは貧乏暮らしが身についているからだろう。認知症の母もようやく我が家だと分かってくれたようだ。ミーは毎日の探検も一段落したのかあちこちに傷を付けては我が物顔だ。
 庭だけは業者に頼まず、自分で整理し模様替えをした。思い切った甲斐があってさっぱりとした。竹で作った物だけにどれだけもってくれるのかせめて2年ぐらいはこのままにしておきたいが、毎年やりかえるというのが本当なのかも知れない。
 朝から降った雪に出かけようと用意をしていたらそのうち止んでしまい期を逃した。多武峰辺りはうっすらと化粧したみたいだ。
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by asuka-ji | 2011-01-25 18:32 | 日々 | Comments(0)
雪の高見山
 今年は雪が多い。吉野山の西行庵に行ってから、次に気になっていた高見山にやっと登ってきた。去年も一月末に登ったと思う。転倒しレンズを壊したのを思い出す。
 5時に家を出て大宇陀回りで東吉野へ。佐倉峠には道路脇に雪が残っていた。東吉野へ入り木津トンネルを抜けると道路脇には雪が積まれている。高見トンネル入り口から旧道を峠へ向かう。ここから雪道だ。昨年は通行止めだったが、これは助かる。大きな轍が出来ていて時々それにタイヤを取られながら無事大峠へ。車は無い。気温-5度。風が強く身支度をする間に手がかじかんで動かなくなる。オーバーズボンにスパッツ、アイゼンを付け明るくなりかけた登山道を上る。息が切れる急登に我慢し20分で展望のきく休憩所へ。ここで日の出。三脚を立てるが強風のため手で持たないと撮れない。辺りの木に霧氷が付いていない。ずっと気温が上がっていないのか雪がさらさらしている。一度ゆるんでまた凍てついた雪ではない。
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 さらに急登の連続で、空はどんよりとしているし引き返そうかという誘惑にかられる。やっとのことでブナの木までたどり着く。後30分ぐらいだろうか、さらに斜面はきつくなり、積雪70センチ程。トレールをはずすと足がすっぽりと隠れてしまう。
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 嫌になりかけた頃、灌木が無くなり頂上に出た。撮影しながら大峠から1時間50分かかった。誰もいない。風は20メートルを越えているかも知れない。三脚を立てても手で押さえていなければ飛ばされそうだ。カメラだけではなく、体ごと持って行かれそうな勢いだ。台風以上か?。小屋に逃げ込み、凍てつきそうなフレンチトーストと熱いコーヒーで朝食。この避難小屋に入るのは初めてだ。たいがい人であふれている。寒くても外の方が気持ちがいいので入ったことがなかった。一人ぽつねんと食事。外に出て撮影するが太陽が出ない。9時過ぎてから少し明るくなり、瞬間的に日が差す。それは数秒ぐらいでアングルを変える時間さえない。
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 強風の中我慢して撮影する。9時半頃登山者が現れた。次第に登山者が増え、皆小屋の中でお茶を入れたりラーメンを作ったりお楽しみだ。それにしても殆ど中高年。半分は女性だ。元気がいいと感心する。こちらは我慢に我慢をしながら11時まで撮影し、無事下山した。
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by asuka-ji | 2011-01-19 20:49 | 吉野 | Comments(6)
伊根町
 舟屋で有名な伊根町へ行ってきた。撮影会の参加者がチャーターした舟2隻に乗り湾内を巡ってもらう。舟は小さな漁船で小回りがきくため舟屋に近づいてもらうことも出来る。観光客相手に数年前から始まったのだろう。一人あたり千円。定員は10人ほどだろうか。辺りに雪が残っているが寒くない。気温が高くなってきたのかみぞれが雨となる。
 カモメ用の餌を忘れたため鳥が近づいてくれない。船頭さんに言うと家に連絡してくれて奥さんが波止から餌を撒いてくれた。この季節鳥は餌のあるところにだけ集まり、数も少ないらしい。小舟の上で濡れながらの撮影。45分の遊覧が終わり、集落を歩いてみるがあまりこれという被写体はなかった。人影もない。舟屋はすべて閉まっていて道路から見ることが出来ないし、普通の漁村の方が撮りやすいかも知れない。
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by asuka-ji | 2011-01-15 10:51 | 撮影会 | Comments(0)
談山神社雪景
 今日は撮影会。朝6時半に家を出るとまだ薄暗い。道が濡れているのは雨か雪が降ったのだろうか、と棚田へ向かうと山に近い上の田んぼが薄く雪化粧していた。細川へ上ると道が真っ白、雪道だ。これは談山神社にも雪が積もっていると撮影地を決め、集合場所の石舞台へ戻った。7時集合で2台の車に分乗して雪道を多武峰へ上る。途中、除雪車が出ていた。
 神社は薄く雪化粧をしていた。駐車場から雪の鳴く音を聞きながら新雪を踏んでいく。時々日差しが現れ、他に撮影者もなく貸し切り状態で十分に楽しむことができた。
 その後、「月の舟」で新年会が開かれご馳走をいただいた。いい日だった。
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by asuka-ji | 2011-01-12 16:24 | 撮影会 | Comments(0)
定林寺跡
 明日香村の新春の集いがあった。毎年成人の日の翌日に開かれる。村長、国会議員、県議、各種団体の代表らが集まる新年会だ。5,6年前なら100人を超す会だったが、不景気がこういうところにも現れているのか参加者も半分近くに減っている。和太鼓「倭」の演奏と地域作りの講演会の後、懇親会となる。アルコールは数年前から無くなった。懇親会は1時間で終わった。挨拶の場なので毎年出席しているが、ただの付き合いのようなものだ。
 今年は八雲琴の演奏に続いて、和太鼓「倭」の演奏が初めてあった。太鼓の音は正月にふさわしいかも知れない。半年以上は世界ツアーに出かける「倭」だが、特に感動するわけでもなかった。盛り上げようとする演奏者らが客席との距離を縮めることが出来ないでいた。客層が違ったのだろう。
 会を終え外に出ると日が暮れ中天に月があった。駐車場から見える定林寺跡が冬空の下にあった。今年一番の冷え込みだ。
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by asuka-ji | 2011-01-11 19:49 | 明日香 | Comments(0)
玄冬素雪
 玄冬素雪。黒い冬、白い雪。野はモノトーンの世界だ。皆、萌える春に向けてエネルギーを蓄えているかのようだ。そういえば今日は成人の日。畑ではイノシシの活動が異常なほどに活発で、野菜を守るための柵の外は棚田を平してしまう勢いで掘り下げている。今までこのようなことはなかった。重機で崩していってる感じだ。鹿も頻繁に現れるらしく、小彼岸桜の苗木は皆枝を折られた。立ち直ってくれるかどうかわからない。人間の世界だけではない。野生の動物も生きていくために必死だ。柵を広範囲に広げるかどうか思案する。そういう対処療法ではなく根本的な解決をこそ考えなくてはならないのだろう。皆うまく共存していかねばいけないのだから。
 冬空の下、見上げると天武・持統陵が静かに影絵を演じていた。
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by asuka-ji | 2011-01-10 20:36 | 明日香 | Comments(0)
寒暖
 新しい部屋は熱効率が良く部屋が暖まる。エアコンがまだ入っていないので石油ストーブなのだが、冷え込んだ日など寝室が室温1度のときに居間に行くと10度近くある。夜のぬくもりが残っているのだろうか。断熱材で覆った部屋はさすがだ。正月の梅がつぼみを開き小さな花を咲かせている。
 家の中で1度とはどういう家なのだと思われるだろうが、2階の水道は凍っている。今シーズンはすでに数回凍って出なかった。他の部屋も改装したいが建て替えと同じことになるのでとうてい無理だ。寒さの中で暮らしてきた。
 朝の寒さは雪山を思い出す。雪の中でテントを張ると外気温と5度ほど違った。食事をしているときなど外は-10度以下でも0度以上はあった。それでも寝袋の中で眠ると朝、白い物が上を覆っていた。吐く息がテントで凍って結晶となり寝袋に降り注いでいたのだ。もちろん氷点下だ。前日雪で作った水は凍らないよう寝袋の中に入れて寝た。雪中のテントもいいなとそんなことを思っていた。
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by asuka-ji | 2011-01-09 22:20 | 日々 | Comments(0)
吉野雪景色
 昨日からインターネットがつながらなくなった。無線ルーターが故障したらしい。今までも何度かあってその都度リセットしたりして回復していたのだが、今回は明らかに故障のような気がする。メーカーサービスに連絡しようとするが電話がつながらない。1時間ほどしてやっとつながったと思ったら、故障かどうか断定できないので他の連絡先に電話してくれとのこと。当然また電話はつながらない。
 それで買いに走った。セットアップしてすぐに解決した。ネットでの買い物が増えた。何かの予約もネットでということになる。欠かせないものになってしまった。
 で、昨日は吉野へ雪が残っているだろうと撮影に出かけた。かすかに雪の残る芋峠を越え吉野へ。手製の古道入り口の看板はまだ健在だった。もう何年になるだろうか、今まで何もなかったので困るだろうと立てたのだが、その後吉野町が新しく案内標を立てた。それでもその下に撤去もせずちゃんと残してくれている。吉野山へ登り水分神社、金峰神社まで走らせる。水分神社からは雪道で、30センチ程積もっている。気温は-3度。デリカD5は快適に走ってくれる。下の駐車場に駐め、オーバーズボンとスパッツを着け西行庵をめざす。多いところで40センチはあるだろうか、前日にでも来たのだろうかトレールに薄く雪がかぶっている。息を切らしながら登り切り、峠から西行庵へと下る。
 誰もいない。庵の前に足跡を付けないように広場の端を歩き撮影。日差しを待つ間何か食べ物を持ってくればよかったと悔やむ。それにしてもいつ来ても此処はいい。西行は背後の山で吉野より北に続く俗世を絶つような場所を選んだ。目の前は山また山。山と見上げる空しかない。ずいぶん昔に此処で一夜を明かしたことがある。南に開けた台地。近くに水場があり、山暮らしには格好の場所だろう。峠を越えて食料を運ぶ人の姿もあったろう。隠れ家のような雪景色を満喫し、今度は新緑の頃に来ようと思った。
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by asuka-ji | 2011-01-08 21:08 | 吉野 | Comments(2)



写真家・上山好庸
(社)日本写真家協会(JPS)
会員
昭和25年明日香村生まれ。
48年中京大学卒業。
奈良新聞社を経て写真家を志す。
61年フリーとなる。

※写真の無断転載はご遠慮下さい。
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