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石神
 山田道を下ってくると正面に雷丘が見える。桜井の阿倍から丘陵地を越えて明日香に入るこの道は、山田寺の脇を通って緩い坂道となる。左右の丘を見て原に出ると石神の地だ。明日香に入っていくという雰囲気のあるこの道は、壬申の乱に勝利した大海人も凱旋の時通ったのだろうか、千数百年前の出来事が様々な姿で見え隠れする。
 雷丘の左、飛鳥川を隔てて相対する丘は甘樫丘。二つの丘の間には金剛の峰が遠望できる。この時期、夕陽はこの峰に落ちる。夕刻、宮の迎賓館だったといわれる石神の地に立つと、冬雲の隙間を分けるように夕陽が光芒を放ち西の空を照らしていた。
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by asuka-ji | 2009-12-28 22:43 | 明日香 | Comments(4)
門松を追加
 門松を見て連れ合いが仕事場にも作ってくれないかという。今までそんなことは言ったことがない。3月になれば退職だという気があるのだろうか、急遽めんどうだなと思いながら竹を切った。仕上がると、一番見栄えがいい。最初に作った家の門松が貧相に見える。竹の太さが違うからか、あまりにいいかげんなものは持って行かすことが出来ないという思いがあったのか、玄関に置いてみたら案外よかった。で、家のは貧相なのがふさわしいかと納得。
 いただいた餅花を玄関に飾った。竹を切って入れ物を作り一緒にいただいた水引を結んだ。それを見たミーが放ってはおかない。柳の枝は格好の遊び道具。飛びついて取ろうとする。そうはさせじと叱りつけ、やっとのことで少し治まった。外に目をやると陽射しが暖かくふりそそいでいる。畑に行かなければと表に出た。
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by asuka-ji | 2009-12-27 12:50 | 日々 | Comments(0)
門松作り
 畑に行って梅を切り、庭の松を切り、竹を切って門松を作った。彩りに南天を添えた。今年は去年と違って南天の実がよく付いている。ことだまさんに上げなくてはいけないので2対。去年は宮当番だったので7対ほど作った。昨日は教室のTさんから餅花をいただいたので何となく正月が近づいたんだなと思う。ただ年賀状は何もしていない。そろそろ作らないといけないなと思いかけている。
 空は一日ぼおっとしていた。洗濯物は乾かない。畑で取ってきた小松菜、青梗菜、大根、水菜、壬生菜これが我が家の食材。今はまだ野菜だが、春になると毎日草を食べさせられる、とは連れ合いの弁。
 母がデイから帰ってくる時間になると空がいい表情を見せ始める。檜隈の丘の上にある柿の木。何度か被写体になってもらっているが、今日もいい舞台に立っていた。
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by asuka-ji | 2009-12-24 18:16 | 日々 | Comments(2)
平城宮跡
 クリスマスプレゼントを買い求めようとする客でにぎわう奈良ファミリー。今年最後の近鉄文化サロンの教室が終ってから、来年の遷都祭に向けて最後の仕上げ工事が進む平城京大極殿近くに行ってみた。まだ外構工事が残っているのかフェンスで囲まれた大極殿の建物は全貌を明らかにしていない。宮跡はパビリオンの建設に向け何処も工事中だ。まともに撮影は出来ない。サザンカ、葦、栴檀など公園の木を絡めて撮影しようとしたがうまくいかなかった。来年の遷都祭が終わってからでないと当分写せないだろう。その後十数年行っていなかった水上池へ歩いた。鴨など水鳥が少し居て朝早くなら絵になりそうだ。来月の撮影地にどうかと下見したが車でいっても数台なら駐められそうだ。ただ鳥の数が少ないように思った。帰りは車が混んでいた。平城宮跡から大宮通に出るまで1キロにも満たない距離が20分かかった。今日は祝日だったんだと改めて思った。
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by asuka-ji | 2009-12-24 00:16 | 日々 | Comments(0)
時空の納会
 時空の納会をした。今年の活動は終った。来年早々1月に依頼されている舞台からまた新たな一年が始まる。5月まですでに4回の舞台が予定されている。そして本公演に向けての制作準備。この冬の間にちゃんとした構想をまとめなければいけない。進んできた道に誤りはないのだから、更に突き進めばいいわけだ。皆で反省と抱負を語り合った。そして確認し合った。来年に向けての意気込みを。10代から70代まで、わずか20名ほどのメンバーだがその歩みを見守ってくれる人たちの数はその数十倍。より以上進化して行かなければならないというプレッシャーをかかえて今年の活動は終えた。
文武陵夕景
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by asuka-ji | 2009-12-20 15:11 | 劇団時空 | Comments(2)
思うこと
 先日の新聞に「奈良瑠璃絵」だったか、来年2月に奈良公園で発光ダイオードによるイルミネーションの催しをやると書いてあった。最近あちこちで灯りによる催しがひらかれている。都会なら虚構の世界の姿でいいのだろうが、奈良公園で何で?と興ざめしてしまう。どこそこのお家がクリスマスになるとまるごとおとぎ話の世界のように飾り立て、競うように我が家もと、またまたそういうお家が現れる。見物にひとが集まり、まるで名所のようになっているところもあるとか。お好きなようになさればいいわけでどうこう言うつもりはないが、新聞にも新たにそういうお家が出来たと書いていた。明日香でも数軒そういう飾り立てたお家がある。
 ひとはろうそくの明かり1本でも、そこからイメージを膨らませた。それは無限に広がる大きな世界への入り口であった。それぞれの脳裏に浮かび上がるイメージは、それぞれに違った独自の展開を見せ、個々の独創性があった。創っていくという行為を無意識のうちに皆行っていた。いつからこうなったのだろう。直接目の前に現し、すべて見せなければ感じることの出来ない人たちが増えたように思う。
 こんなことでいいのだろうかと思うようになったのは歳がいったということなのか。何となくずるずると何でもありのような古都にはなって欲しくない。
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by asuka-ji | 2009-12-19 00:21 | 日々 | Comments(0)
初めての積雪
 窓の外が何となく明るい。もしやと外を見ると屋根に雪が積もっている。5センチぐらいだろうか。すぐにでも出て行きたいが、母を起こして世話しなければならず、いかんともしがたい。デイに送り出してから、まず亀石に向かったが雪は付いておらず稲渕へ向かう。銀世界だ。今年初めての積雪。ゆっくり撮りたいが今日は生駒のクラブに行かねばならず。時間はあまりない。陽射しが出るのを待ちたいが、そううまくはいかない。Nさんに出会い、続いててつまんさんと会う。宇陀からの帰りらしい。こちらは心残りながら奈良に向かう。明日も降るようなことがあれば積もるかも知れない。タイヤを冬用に替えておらずそれもやっておいたほうがいいのだろうが。明日も忙しいのだ。
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by asuka-ji | 2009-12-18 21:35 | 明日香 | Comments(0)
マウンテンバイク
 午後から時間があったので、マウンテンバイクででかけた。カメラもいつものでは重いので久しぶりにD300を引っ張り出した。たすき掛けにしていきなり坂道を上りだしたが、あっけなくダウン。あまりの坂道なので無理もないと言い訳しながら押して農免道路に出ると、今度は爽快にスピードを上げた。栗原、檜隈と過ぎ、真弓から越の古墳群へもらい物のバイクは軽快に走る。といってもさすがに息が切れて、日頃の運動不足を痛感する。それでも雑木林の山道を、道をふさぐ竹をサスペンションで難なくクリア?しながらどうにか益田の岩舟へ。自転車で山道を走るなんぞ今までにしたことがない。まあ普通に歩けばいいわけで、歩いていてこんな道で自転車に出会ったら、「おい、歩けよ」と声を掛けたくなるかも知れない。
 まあ、それでも少しは少年に戻ったような気になったが、誰かにいわせれば男は12歳から成長していないものらしいから、あたりまえのことなのかも。帰りにことだまでお茶して、母の帰りを気にしながら、また坂道を必死でこいだ。
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by asuka-ji | 2009-12-17 23:35 | 明日香 | Comments(0)
高取城址
 未明の雨が山では雪になったようで、金剛・葛城の峰が白くなっていた。標高600メートル辺りで水平線を引いたように境目ができている。もしやと思い室生寺に電話をしてみたら全く降っていないとのこと。
 母を送り出し、片付けてから家を出ると多武峰のピークや高取山が白くなっていた。すぐに溶けてしまうだろうからと、近場の高取城跡へ向かった。カメラをかついで上ると、まるで雨の中を歩いているような木々のしずく。木にかぶった雪が溶け出したのだ。息切らしながら登り切りあわてて撮影。数枚撮ってから確認するとレンズに付いた水滴が写っている。うかつだった。日に照らされた水蒸気が立ち上り、逆光の中いい瞬間だったのだがもう繰り返してはくれない。途中の五百羅漢で時間を取ったのがまずかったかと悔やまれるが仕方がない。頂上から雪のかぶった高見山や大峰山系の姿を期待したが、昼過ぎても見せてはくれなかった。
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by asuka-ji | 2009-12-16 16:33 | 日々 | Comments(2)
山田寺跡
 山田寺跡に紅葉の色が見えた。行ってみるとまだ色付いた葉が残っていた。石川麻呂が完成を見ず自害した寺跡だ。蘇我倉山田石川麻呂は謀反の罪を着せられ、これにより蘇我本宗家は途絶えることとなる。入鹿が誅殺された「乙巳の変」から4年後だ。
 小さな丘を越えて明日香の宮につづく山田道。ちょうど登り切った辺りの広大な台地に寺の伽藍跡が残っている。回廊の一部がそのまま発掘されて話題になったが、今も飛鳥資料館で見ることが出来る。北の隅に小さなお堂があり、もみじ葉がひとり揺れていた。
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by asuka-ji | 2009-12-15 21:37 | 明日香 | Comments(2)



写真家・上山好庸
(社)日本写真家協会(JPS)
会員
昭和25年明日香村生まれ。
48年中京大学卒業。
奈良新聞社を経て写真家を志す。
61年フリーとなる。

※写真の無断転載はご遠慮下さい。
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