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キトラ壁画公開
 村民向けキトラ壁画公開に行き、3年ぶりの白虎と今回公開の青龍を見た。青龍は殆ど分からないほど、絵は流れ顔料が失われている。そのためもう一度白虎に登場願ったというところだろう。さすが白虎は見応えがある。その後一緒になった時空のメンバー数人と次作のプロットづくりの話をした。
 舞台は馬子の青年期、飛鳥時代の黎明期を選んだ。仏教が伝わり、ここから始まる倭国の変革。三韓では倭国を味方に入れようと策を練る。兄弟のようにしていた守屋とその妹、新羅から送り込まれた女らが織りなす青春群像。仏教を信奉する馬子はその流の下地をつくりやがて現れる聖徳太子を待つ。さてどんなストーリーになるのやら、この10日間が勝負だ。
 畑に出るとスギナに露が付いていた。
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by asuka-ji | 2009-04-30 23:10 | 明日香 | Comments(1)
動かない
 二日間嵐だった。シャクナゲ、ツツジと初夏の花が咲き、シャガはまだあるがレンゲはもう終わり、といっても明日香のレンゲと言えるほど今年も田んぼに無かった。
 エコール真美の公演が終わり、次回は5月の学生対象にした公演。そして5月30日に予定している讚良の吉野行幸だ。持統天皇が32回だったか吉野へ行幸している。これを再現したいと以前から考えていたのだが、来年開催に向けての絵作りのため試行を大化塾で行うことになった。そのための準備を時空のメンバーが始めている。そのための簡単なシナリオもつくらねばならない。
 そしてなんといっても今年秋の公演に向けての台本作り。「蘇我馬子」とタイトルはついているのだが、まだ何も動き出していない。いかにして始動するのか、これが問題だ。車もエンジンがかかればなんとか走ってくれる。まだ動かない。
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by asuka-ji | 2009-04-27 14:07 | 日々 | Comments(2)
クラフト展
 息子が奈良のクラフト展に出店している。26日まで奈良県文化会館前の広場でクラフト100店ほどが店を出す。木に関わっていたいという気持ちだけはあるのだろう。削り出しの作品数十点を即売する。好きなこともそれでなにがしかの糧を得ようとすると現実の厳しさを知る。故に皆それぞれに挫折し生きて行くことに折り合いをつけていく。だからといって、そうすることが必ずしもただしいわけでもない。どのようにであれ、精一杯生きていけばよいのだ。
 今日26日午後3時から真美ヶ丘のエコール真美・ふるさと広場で時空の「大化改新」を上演する。雨の場合は室内のセントラルホールで。
 写真は去年の出店
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by asuka-ji | 2009-04-26 00:26 | 日々 | Comments(2)
雄だった
 どういうわけか二代目のミーが雄だった。雌だと聞かされてもらってきたから雌だという思いこみがあって気にもしていなかったのだが…、最近しるしが付いてることに気づいた。えーっ?と思ったが、何度見ても雄だ。間違いない。いやはや、思いこみは冷静な判断を狂わせる。というわけで先代と同じ男の子。道理でやんちゃなはずだ。
 去年死に場所を求めて闇の中へ消えたミーは、姿を見せることはなかった。ほっぺたをふくらませた悪ガキは愛らしかった。満身創痍で鳴きながら山に消えるミーを見送った夜。思い出すとたまらなくなってしまう。
 畑にいたシジミ蝶。
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by asuka-ji | 2009-04-25 12:46 | 日々 | Comments(2)
朝露
 母の調子が芳しくない。食事がうまく摂れない。会いに行ってもすぐに自分の世界へ閉じこもる。働くために生まれてきたような母の腕は、やせ細ったがまだ押しのける力を持っている。確認するようにこれは誰だと聞くと、かすかに私の名を呼ぶような気がする。帰るときの何とも言えぬ寂寥感、そして不意に姿を現す胸のつかえ。すべて受け入れなければならないこと。
 母が毎年作ってくれた野菜を代わりに作るようになって4年。今年も夏野菜の苗を植えた。畑仕事の手伝いはしていたが、どうして作るかは覚えていない。毎朝の水やりをするだけ。少しの野菜は恵んで下さるだろう。
 朝露を蓄えたスギナがかわいかった。
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by asuka-ji | 2009-04-23 10:10 | 介護 | Comments(3)
施設
 3階の南に面したフロアに5~6個のテーブルが置いてあり、十数名の入居者たちがそれぞれの姿で食事を待っていた。車椅子が殆どで歩行器を置いて椅子に着いている者もいる。コップとおしぼりが置いてあり、数人の職員が動き回っている。見渡して母を探すがすぐに分かった。いつもこのフロアで皆と一緒にいる。洗濯物を部屋に置きに行き、母に近寄ると分かったのか反応してくれた。喜んでいるようだ。気になっていた指の爪を切ってやり食事を食べさせる。その間、何か絶え間なく話しかけるようにしている。
 栄養補助のジュースは美味しいのかすぐに飲んでしまった。おかゆや、何か分からぬペースト状のものをスプーンで口に入れるがなかなか咽にやってくれず、はき出そうとしたりする。無くなったジュースのストローを何度も口に持って行き、他のものを受け付けない。1時間かけてやっと半分ほど食べただろうか、これを家でも忍耐強くつづけなければいけないのだろう。食べることさえうまくやってくれればありがたいのだが…。施設前の桜も散ってしまった。季節は知らぬ間に進んでいく。
 如意輪寺の枝垂れ
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by asuka-ji | 2009-04-14 23:32 | 介護 | Comments(2)
花の吉野
 花の吉野は連日花見客でごった返しているようだ。先週の撮影会でも中千本迄のメイン道路は心斎橋筋の比ではない雑踏ぶりだった。そんな中を歩きたくもない、といっても吉野の桜は見事だ。ソメイヨシノにはない風情が山桜にはある。願わくば 花の下にて春死なむ その如月の望月のころ 西行庵のある奥の千本はまだ見頃は先になるだろう。
 如意輪寺から上千本へつづく山道は人も少なく、振り返るたびに蔵王堂が小さく見え隠れする楽しいコースだ。毎年撮影会で訪れ桜の木の下で弁当を食べる。今年もまだ蕾の木があるかと思えば花吹雪が舞ったりした。桜を愛で、春の日を過ごす、こんな贅沢があってもいいだろう。
 如意輪寺の枝垂れはもう見頃が過ぎていた。
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by asuka-ji | 2009-04-13 23:39 | 日々 | Comments(1)
爛漫の春
 爛漫の春、黙って見ているわけにはいかず、新しいカメラをフルに使っている。こんなことは久しぶりだなと感じるのは、母が施設に入っているためだろうか、とはいえ入院時と同じく見舞いに行ってやらねばならない。
 峠を越え向かう施設は家から10キロ程、里山を背にした静かな環境にある。今此処にありと主張する桜、芽吹き始めたコナラが山の色をゆっくりと変えていく。道ばたの菜の花…。道中いろいろなことを考えてしまう。
 数年前、併設する病院に入院したことがあった。半月だったが毎日通った。退院の日、菜の花がきれいやなと母がつぶやいた。車窓の何処にも菜の花は見つけられなかったが、母の目には見えていたのだろう。そういえばあの時も春4月だった。思わずこみあげるものがあり川沿いの桜がにじんで揺れた。
 昨日、家で介護するための準備を指導してくれるということで職員が家を見に来てくれた。家の環境を整えることが出来るか、玄関の20段の階段、部屋のサイズ等実測して帰った。なんといっても階段がネックになる。車椅子で移動できなければデイには行けない。すべて自宅で介護することになる。どういう形になろうと受け入れ果たさねばならない。
 甘樫丘より
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by asuka-ji | 2009-04-08 22:46 | 介護 | Comments(1)
足踏み
 行きつ戻りつ足踏みしながら春を迎えた。桜は咲いた花と蕾が混在し、一気に咲き誇る勢いがない。その明日香の桜を重点的に撮影しているが、冬空で日が差すのを待ちながらの撮影は少々時間が掛かりすぎる。
 今日は朝から天気が良く撮影日和だが神武祭のパレードに出てくれとのことで、午後3時まで伎楽面をつけて練り歩いた。どういう訳か面をつけているのに同級生に見透かされた。群衆の中でまたよくもわかり合えたと感心する。そして奈良に移動し、NHKのイベントPRに出演、と実に有意義な一日だった。せっかくの一日はボランティアで終わった。
明日は石舞台で夜公演。午後から準備に掛かる。天気は雨模様だがなんとかもってほしいところだ。
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by asuka-ji | 2009-04-03 23:35 | 劇団時空 | Comments(1)



写真家・上山好庸
(社)日本写真家協会(JPS)
会員
昭和25年明日香村生まれ。
48年中京大学卒業。
奈良新聞社を経て写真家を志す。
61年フリーとなる。

※写真の無断転載はご遠慮下さい。
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