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あしたのジョー
 昨日NHKで「あしたのジョー」の時代を捉えた番組を見た。団塊の世代が青春のまっただ中にあった70年前後。68年から73年まで少年マガジンに連載された「あしたのジョー」は同世代のものにとって特別なものとなった。主人公・矢吹丈が少年院で永遠のライバルとなる力石徹と出会う。ボクサーの道を歩みだしたジョーと2階級体重を落としてまで彼の挑戦を受けようとする力石の姿。壮絶な試合はジョーの敗北で決着がつくのだが、終わって握手を求めたジョーの手をかすめるように力石の手が宙を切り倒れ込む。このカットは今も目に浮かぶ。力石徹の葬式をやろうと寺山修司が声を上げ天井桟敷のメンバーらで行われた。大学の劇団「いかづち」の部室では大変な話題だったのを覚えている。目的を失ったジョーは自分が壊れることを望むかのようにボクシングに憑かれたようになる。最後の試合では倒されても倒されても立ち上がり、勝者を逆に恐れさせる。身体も心もぼろぼろになり、抜け殻のような姿でコーナーのいすに腰掛けるジョー。このラストカットはいろいろな含みを持たせて話題を呼んだ。橋の下の丹下ジムは高度経済成長においていかれた場所。団塊世代にはまだまだ共感出来るシチュエーションだった。
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by asuka-ji | 2007-04-23 14:47 | 日々 | Comments(2)
古道入口
「飛鳥京」VOL25に芋峠附近の古道を紹介したのだが、峠から吉野の千股集落までの古道入口が分かりにくく気になっていた。案内標識を立てようと思っていたのだが遅れてしまい、昨日やっと立てた。地権者の了解も無く立てるので、標識の裏にご理解の上お許し下さいと書いておいた。峠から150メートル程下ったところが入口になる。
 ところが本来の入口は100メートルも下らないところで、今はガードレールに囲まれ山に入っても道が無くなっている。そのガードレールに「万葉古道入口」と書いた板が貼付けてあり矢印が付いていた。何処かのグループが本来はここなのだと元の位置にこだわって付けられたようだ。気持ちは分かるのだが知らずに入った人は迷ってしまうかも知れない。私も初めて行った時はこの辺りと聞いていたので、山に分け入り道を探したが踏み後らしきものさえ無く、地形を考えながら急斜面を下り本来の道にたどり着いた。入口付近の数十メートルが消え、山仕事用なのか新しい入口が出来ているのだ。後はずうっと使われ続けて来た古道の雰囲気が今も残っている。
 それで新しい入口に標識を立てさせてもらった。責任の所在を知らせるため劇団「時空」の名を記しておいた。ガードレールの案内ははずそうと思ったが、無断で取るのも憚られそのままにしておいた。運悪く書くものを何も持っていず、マジックででも「少し下った所が入口です」と書き添えておきたかったのだが、又にするしかない。
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by asuka-ji | 2007-04-16 13:18 | 明日香 | Comments(6)
初物
 季節の進み具合は野に出ればよく分かる。日毎に畑の草が伸びてセリなど埋もれてしまっている。その中から昨日はウドを採って来た。今年の初物だ。父が植えていったもので、毎年その香りをいただいている。早速、灰汁抜きをしてあったイタドリとワラビとともに天ぷらにした。茎の部分は甘酢でいただく。ノビルを酢みそ和えにし、ご飯はワラビと鶏の炊き込みご飯。フライパンに油を入れずに鶏の皮を良く炒め、米もさっと炒めて釜に1×1の水で炊く。お酒と少しの出汁、塩と醤油を適量(出来るだけ薄味に)みりんをほんの少し、ワラビを入れて炊く。なかなかうまく出来た。みそ汁にもワラビが入っている。素人はずぼらをして計量しないで調理するのがだめなところらしい。でも毎回味が違って面白い。うまくいく日もあれば、困ったなと思う日もある。それで由。しばらくは野の草と共に生きる日々だ。
 レンゲが咲き出した。わずかだが棚田を彩っている。昨日撮影。
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by asuka-ji | 2007-04-13 13:54 | 明日香 | Comments(3)
吉野山
 文化サロンの教室で今年も吉野へ行った。例年なら早すぎるのだが、ちょうど満開で天気もよく花見には最適だった。過去に小雨や、曇りの日があって写真的にはよかったのだが、やわらかい日差しの中で迎えてくれる山桜はまた清々しくて気持ちがよい。花の下で開いた弁当に花吹雪がふりそそぎ吉野の桜を満喫出来た。ただただ人が多く、上千本から駅までは街の雑踏と変わらない。
 駅から如意輪寺までバスに乗り、上千本花矢倉まで山道を歩いた。この道は比較的人も少なく撮影ポイントもあり、撮影会にはいいと思う。7部咲きという上千本は立ち入り禁止のロープが張ってあり、カメラを思う所にセット出来ないが急斜面ゆえ致し方ないだろう。駅まで下りながら最後に吉水神社から一目千本といわれる桜の斜面を見て帰った。
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by asuka-ji | 2007-04-12 15:08 | 日々 | Comments(1)
石舞台の桜
 石舞台の桜が長持ちしていることから「夜桜公演」を7日にも行った。雨で散々たるものだったが、それでも決行してよかったと思う。ライトアップ最終日の8日やっと撮影に行くことが出来た。土日でも家に居ないことが多い相方に母を看てもらうことが出来何とか間に合った。
 今日もまだ散り始めの桜が見栄えよく撮影しに行くとH氏と出会った。古墳横の道路の標識が嫌なところにあり、見物に来た人も皆もう少し考えて立ててくれたらいいのにとこぼしているのを聞く。これはどうにかしてくれるようにお願いせねばなりませんね、と話し合った。景観は総合的に考えねばならず、役所のエリアや管轄部所の違い等を越えて実施しなければ成功しない。仕方の無いこととどれだけ目をつむって生きればいいのだろう。写真家の中でもとりわけ意見の言える立場にあるH氏にもっと積極的な活動をしていただくようお願いした。絶え間ない入場者だが、辛抱強く待つと一瞬人影の途絶える時がやってくる。ひさしぶりに粘って撮影した。
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by asuka-ji | 2007-04-10 16:48 | 明日香 | Comments(6)
夜桜公演は成功
 強風に舞う砂と大陸から遥かな旅を続けて来た黄砂が入り交じり、石舞台の夜桜公演は観劇という雰囲気ではなかった。それでも200人近い人が30分2本の舞台を最後まで観て下さった。仮説の照明はブレーカーが落ち、始まりに手間取ったが、ゴザを敷き座布団をあるだけ運んで客席とした野外の舞台はそれなりに雰囲気があった。初めてお披露目の「万葉ラプソディー」は意外に受けて成功だった。登場人物の時代経過を無視した設定に突っ込む人もいるだろうが、これからいくらでも膨らませることが出来る設定にしてあるので、乞うご期待といったところ。それで、今週土曜日7日にも急遽上演することにした。同じ石舞台の前で。桜もまだ残っているだろう。雨天の場合は中止。
 好意的な客ばかりなのは、時空ファンの方たちが集まっているからなのだろうか。ほんとに気持ちよく上演出来た。メンバーの気持ちも高まり来週もということになったのだ。いいことだと思う。一本目の大化改新には出演したのでゆっくり観ていないが、二本目は見せてもらった。思い通りに客席が湧き笑いが起こった。今年も新しいスタートが出来そうだ。
 黄砂がひどい。風景にサンドのテクスチャーを重ねたような絵になる。
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by asuka-ji | 2007-04-03 15:25 | Comments(1)



写真家・上山好庸
(社)日本写真家協会(JPS)
会員
昭和25年明日香村生まれ。
48年中京大学卒業。
奈良新聞社を経て写真家を志す。
61年フリーとなる。

※写真の無断転載はご遠慮下さい。
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