今日は昨日に続いて雪が舞った。覚えているだけで3度目だが、まだ積もっていない。毎年積雪を見るのだが、今年はどうだろうか。梅も早く咲いているようで、年毎の変化が大きい。植物も戸惑っているだろう。暖冬は暖かくていいというようなのんきな事をいっていられない深刻な問題だ。事務所に出ると奈良の奥山が白く化粧をしていた。田原や福住の方も積もっているようだ。数日前は春のような気温で一気に寒くなったがこれも節分までだろうか。
先週、川上村井光の御船の滝へ行ったが凍っていなかった。一方、大天井の滝はまずまずで道路も雪が凍り付いていた。大峰の稜線は霧氷が付き、山は冬ですよといっているようで何となくほっとした。冬の山は清らかで厳しくて圧倒的な存在感がある。風に向かう樹木は葉のない枝に雪や氷を纏い潔い。目にすると何となく「来ましたよ」と話しかけたくなる。
大天井の稜線が走る雲の間から姿を見せた。