黄砂
 布団に潜り寝たと思ったら、もう着替えて出てくる母。明日行く先が気になって遅れてはだめだと思うらしい。起こしてやるからと言い聞かせるのだが、朝起きると2時間も前から起きて座っていた。どうしても撮影しておかないといけないのがあって、30分程出かけ戻ってくると今度は布団の中。自分でももうボケてしまってあかんわと言う。脳の血管が詰まり機能が低下するのは年齢的にも仕方のないことだが、デイに出かける迄の準備をするよう介助する。
 朝4時に出かけた悪ガキのミーも帰ってきて負けじと食事の催促。耳元の化膿していた1円玉ぐらいの穴は何度もかさぶたが取れ、やっと治ってきた。今回医者には掛からず毎日消毒しただけだ。母の世話でそれどころではなかった。動物の自然治癒力はすごい。
 昨日、夏野菜の苗を植えた。黄砂で太陽がかすんで見えた。ゴビ砂漠辺りの砂がはるばる運ばれてくる現象は、地球って案外小さいんだと思わせる。以前撮影会で訪れた戸隠の宿から、黄砂で紅い雪が降ったと便りがあった。紅い雪という言葉が印象に残った。
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by asuka-ji | 2006-04-25 15:05 | 明日香 | Comments(7)
Commented by 茶々ママ at 2006-04-25 18:12 x
黄砂でかすむ太陽が逆に降り注ぐ光を感じさせ、自然の雄大さと人間の小ささを思います。人は生きているのではなく生かされているのだという事も~今自分に向かって吹いてきた風に乗って、精一杯出来る事を・・・何だか元気が出る写真です。頑張りましょう!
Commented by K at 2006-04-26 07:11 x
むかしはこうさしらなかったのですがここすうねん、いおうのぱうだーふうのがつもることありますね。きいろいゆきもふるそうですよ。
Commented by asuka-ji at 2006-04-26 09:02
茶々ママさん、そのとおり生かされているのですね。前の原稿用紙10枚のレポート、うまく書けましたでしょうか。私は秋の台本まだ一行も書いていないのですよ。だめですね。皆さんのメッセージ励みになっております。
Commented by A.F at 2006-04-26 15:07 x
昨日家の古本の中から「歌の大和路」と言う本を見つけました。S48年頃の出版で写真も不自然な色ですが、その中に吉野の西行庵の写真の横に西行法師の歌が載っていました。「吉野山やがて出でじと思う身を花散りなばと人や待つらむ」・・・吉野山をこのまま出てゆくまいと思っている私を、都の人々は、花の季節が終わったら帰って来ると待っているで有ろうか」という歌の解説が添えてありました。一昨年撮影に行った時少し葉桜の混じった頃だったと、懐かしくあの庵を思い返しました。そして続きにこんな歌もありました。「とくとくと落つる岩間の岩清水汲みほすほどもなき住居かな」・・と言う。
Commented by 茶々ママ at 2006-04-26 18:11 x
先日のレポートは自分の生い立ちについてのもので出会いなどを中心に自己形成の歴史をまとめるというものでした。過去の出会いを振り返り、まとめる事で、改めてこれからを考える事が出来たいい経験でしたね。書きたい事は一つでしたから、数日で一気に書き上げました。人は生かされている以上、それぞれ使命があるようです。今ようやくその一歩を踏み出したところです。秋の台本ですか?大丈夫ですよ!毎日を頑張る中にきっと時空で伝えたいものが見つかって、一気に書き上げられる事と思います。
Commented by A.F at 2006-04-27 20:38 x
先日の西行法師の歌、間違っていました。「とくとくと落つる岩間の苔清水汲みほすほどもなき住居かな」と歌っています。あの山深い谷には苔清水がいいですものね。今は連日桜見物で賑わっているのでしょうが。
Commented by asuka-ji at 2006-04-28 12:08
AFさん、西行の歌2首ともそれぞれの場所に今も記されていますね。吉野の山に溶け込むような生活は、世俗にまみれた私らには到底持つことの出来ない感性をつくりあげるのでしょうね。…汲みほすほどもなき住居かな。恐れ入りますね。清水といえば今山吹が咲いています。「山吹の立ちよそいたる山清水汲みに行かめど道の知らなく」高市皇子の歌が悲しいですね。
茶々ママさん、自己形成の歴史とはまた大変な作業ですね、でもちゃんと振り返って総括しておくことが必要なのかもしれませんね、この歳になると。
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写真家・上山好庸
(社)日本写真家協会(JPS)
会員
昭和25年明日香村生まれ。
48年中京大学卒業。
奈良新聞社を経て写真家を志す。
61年フリーとなる。

※写真の無断転載はご遠慮下さい。
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