先日BSで星野仙一と小田和正の対談を見た。二人は同い年でいわゆる団塊の世代。小田はザ・フラッグという歌を出して、もう一度空を見てみないか、風を聞いてみないかとあきらめ従順になりすぎた世代にメッセージを発している。ステージを駆ける小田の姿が印象に残った。また朝日新聞に辺見庸が政治が劇場化し国民を観客にしてしまったメディア、とりわけテレビの責任について書いていた。国家という枠組みのなかで真剣に考えないといけないことがある。いくらそうではない誤解だといっても、他国から見える姿が我が国の国家そのものだから。他国に対して存在しているものなのだ。
個人だってそうだ。思いもよらぬ受け取り方をされ驚くことがある。そんな気はなかったつもり、でも相手は与えられた情報に反応する。時にはどう伝わるか熟慮し最大限の気遣いをする必要がある。他者とのかかわりなくしては生きていけないのだから。考えてみれば難しい世の中、でもあまりぎくしゃくしないで生きていきたいものだ。
朝から小雨の中つくしを撮りにいってきた。今盛んにのびて背を競っている。