プロによるリフォームが終わった。生活はすこぶる快適になった。となると手を付けなかった座敷が今度は気になり、ガタガタだった襖を新調した。次いで左右の縁をさえぎるガラス戸や天井、柱など木部にオイルステインを塗り始めた。
最初ホームセンターで油性のオイルステインを買って塗り始めた。色はウオルナット。顔料だ。刷毛で塗って、すぐに布で拭く。刷毛目も出ず失敗しにくい。ごまかしがきく。700CCの缶しか売ってないので2缶使ってから、ネットで3.7リットルのを取り寄せたら、これは染料だった。安かったので顔料と違いがあるのかと思ったがそれほど差はない感じだ。どうなってもいい気ではじめたが、変化が目に見えて日々達成感がある。今日やっと終わった。座敷二間だが片方の広縁は天井も広い。上を向いての仕事はいい加減嫌になる。それに、建具が結構手間だった。
「ことだま」のように壁は白の珪藻土と思っている。材料は発注済。やりかけた以上仕上げるしかないが、壁は劣化しておりシーラーを塗って下処理しないといけない部分が多い。そろそろ撮影を待つ被写体も現れる季節だ。こんなことばかりやっておれなくなる。