梅雨が明けた。一気に太陽が照りつける。田んぼの苗は緑を濃くし、むっとする草いきれが立ち上ってくる。空には白い雲が湧きだした。夕方には入道雲が出来上がりそうだ。
ゴーヤとナスとピーマンを採ってきた。シャワーを浴びると、ミーが寝ていた。家にいて見ていると半分ぐらいは寝ている。部屋を移動するといつの間にかやってきて、側に来るとゴロンと横になる。かといって、呼べば応えるわけでもなく知らんぷりだ。それでもブラッシングするときは気持ちよさそうに首を伸ばす。家の中で出来る限りの狩りはやっているらしく、大きな蜘蛛の残骸など放置してある。網戸にヤモリなど見つけたときには6キロ以上の体でぶら下がってしまうものだから困ったものだ。この秋には2歳になるのだから少しは言うことを聞いてくれよ、なんてことには聞く耳持たずか。