四寸岩山
 四寸岩山(1,235㍍)はどう読むのか知らなかったが「しすんいわやま」と言うらしい。山上ヶ岳への縦走路として何度か通ったことがあるのだが、もう40~50年前のことだ。今は林道が出来ていて、それは百丁茶屋跡から五番関の下まで伸びていて、川上村の高原や天川の洞川と繋がっている。四寸岩山はピークを通らず巻き道になっており、途中斜面にへばりつくように新茶屋跡があった。初めて通ったのは高校1年の時だった。大峰山系の深さを感じながら歩いたのを思い出す。
 前日新雪のこの道を走って、四寸岩山に一度は登っておきたいという思いに駆られ朝から出掛けた。青根が峰から黒滝へ下りる道を過ぎて少し行くと、登山道入り口の標識がある。ここに車を駐めて山道に入る。
 横には作業用のモノレールが設置してある。山仕事用なのだろう。いきなり急斜面となりぐんぐん高度を上げる。アセビのトンネルもあるが、殆ど檜の植林の中を行く。暗い林下は展望も悪く面白くない。雪はスパッツ無しでも行けるぐらいだ。30分も登ると風が吹いてきた。一箇所宇陀側に開けるところがあって、遠くに額井岳が見えていた。気温が上がってきたのか強風で枝に付いた雪や氷が飛んでくる。まるで台風かと思うような風がうなっていた。
 ゆっくり歩いて1時間20分で頂上に着いた。なだらかな山頂は南西に開けていて稲村ヶ岳から五條方面まで、見渡す限り山また山である。山の由来に四寸しかない岩場を越えて登らなければいけないのでその名が付いたと何かで読んだのだが、そんな岩場は無かった。ピークを越えて百丁茶屋跡方面へ下りてみるが、撮影するような被写体も無く、またピークへ戻ると木々に付いていた霧氷や雪などは皆落ちていた。
 車に戻って林道を奥へ。百丁茶屋跡を過ぎると新雪が結構深くて快調に走る。高原からの林道と合流すると何台ものトレースがある。この林道も工事が完了したのだろう。以前は長らく通行止めになっていた。出合いを右にとり大天井の滝へ。滝は氷っていなかった。雪道を洞川へ下りて帰る。黒滝の道の駅でratoさんと遭遇した。弥山へ行ってきたとのこと。そういえばまだこの日まで309号が通れたのだ。それなら行けばよかったと悔やんだ。
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# by asuka-ji | 2017-12-11 11:51 | 吉野 | Comments(0)
吉野山
 9日朝、吉野山へ上がった。金峯神社を過ぎた辺りから道路に雪が見え始めた。気温は-1度C。黒滝村への分岐から百丁茶屋跡方面へ、新雪の道路を数キロ走ってみた。4年目のスタッドレスタイヤだが快調に路面を捉えてくれる。
 左の山は四寸岩山で吉野から山上ヶ岳のルート上にある標高1,235㍍の山だが、山腹を巻く道が縦走路になっていて今まで山頂に登ったことが無い。その登山道に添って今の車道が出来たのだろうか。午後から用があり時間が無かったが、一度登っておかなければと思った。
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# by asuka-ji | 2017-12-10 21:41 | 吉野 | Comments(0)
飛鳥宮跡
 少し前までは「伝飛鳥板蓋宮跡」と呼ばれ地図にもそう表記してあった7世紀の宮跡。それが今は「飛鳥宮跡」と表記された。飛鳥板蓋宮だけでなく、飛鳥岡本宮(舒明天皇)や、後飛鳥岡本宮(斉明天皇)、飛鳥浄御原宮(天武・持統両天皇)など、複数の宮が継続的に置かれていたことが分かってきたために総称して飛鳥宮跡になったようだ。
 それでも中大兄、鎌足らが蘇我入鹿を倒した「乙巳の変」の舞台となる板蓋宮のイメージが強く、どうしても板蓋宮跡と言ってしまう。20年前に始めた劇団「時空」の一作目は645年の「大化改新」だったこともあり、板蓋宮が頭の中に留まっている。現在復元されている大井戸跡は天武朝の時代のものらしい。
 冷え込んだ昨日の夕刻、日没後に寄ってみた。寒風が吹き、ふるえながら西の空を見ていた。
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# by asuka-ji | 2017-12-08 15:33 | 明日香 | Comments(0)
棚田
 冷え込むとのことだったので朝風峠へ上がってみたが、思ったほど霜が降りていなかった。紅葉が少し残っていてそれを撮影。周辺をうろうろしたが取り立ててアップするほどの拾いものは無かった。一面が白くなるような霜か降雪を期待したい。
 何となく気分が沈滞している。今年もあと少し。いったい何をしてきたのだろうとカレンダーを辿ってみる。スマホのジョルテが細かく埋まっている。色分けされたカレンダーを忘れぬように毎日なぞってきた。ただそれだけのような気がする。それでいったい何が残ったというのだろうか。物事にしっかりと向き合って来ただろうか。改めて見つめ直し悔いの無い日々を送らねば。
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# by asuka-ji | 2017-12-07 14:18 | 明日香 | Comments(0)
宇陀で撮影会
 初冬の撮影会。夜明けに安田へ向かった。東の空に黒い雲が有る。気温は氷点下。宇陀の安田に着いてもその雲はドンと居座っていた。風があったので霜も無く、水蒸気も上がっていない。今日はだめだと先に居たてつまんさんらが諦めて帰って行った。安田に通い詰めている彼らにとって、今日は思うような展開が期待できないと思ったのだろう。こちらは撮影会で来ているので、何かを撮ってもらわないといけない。
 日の出の時間まで粘ってみた。上る寸前に空が赤く焼けた。伊那佐山のピーク付近だけだったが、それなりに撮影出来た。日差しが出てから少し拾いものをして、その後室生ダム湖の竜鎮渓谷へ行ってみたが、落ち葉が色褪せてだめだった。
 明日香に戻り稲渕の飛鳥川を彩る紅葉を撮影して終了した。

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# by asuka-ji | 2017-12-06 19:44 | 宇陀 | Comments(2)
朝風峠
 自宅から急坂を10分程上り詰めると朝風峠に出る。峠から下を流れる飛鳥川に向かって棚田が開けている。対岸の山は南淵山、左には多武峰の山並み、右を見れば棚田の向こうに稲渕の集落が見える。朝風峠という名が付いたのは20年ほど前だったのだろうか、それまでは平田峠、稲渕峠とそれぞれの集落から別の呼び名があった。もっとも、切り通しの峠より西に300メートル程山道を辿ったところにお地蔵さんがあり、アサカジという字が残っている。そこは平田ではなく栗原の地域になる。
 栗原は呉原とも言え渡来系の人々が住んだと思われる地。様々な技術者が居たのかも知れない。アサカジは鍛冶から来ているのだろうかなどと思いを巡らす興味深い名前だ。アサカジ千軒という言い伝えもあるようで、これもまた様々なイメージが膨らむ。
 案山子ロードの山側には堂の前という字名、峠を越えた平田側には堂山などという名も残る。南淵請安の庵がこの峠辺りにあったとしてもおかしくない気がする。
 田んぼの掛け稲が脱穀されて藁積みのスズキが立っている。春まで藁を保存する人々の知恵が編み出した光景だ。
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# by asuka-ji | 2017-12-04 13:40 | 明日香 | Comments(0)
三輪山
 昨日は三輪山周辺で撮影会をした。集合前に夜明けをと早めに出たが、空に雲は無く変化のない朝の風景だった。集合時間があるので日が出るまで待てない。撮影会は大神神社からお神神社、玄賓庵を経て桧原神社へ。井寺池から下って茅原の集落を通って神社の駐車場へ戻った。秋色残る山辺の道を少しだけ歩いた。
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# by asuka-ji | 2017-11-29 07:38 | 山辺 | Comments(0)
山辺の道
 昨日、撮影会の下見がてらに山辺へカブを走らせた。手白香皇女衾田陵から萱生町辺りをうろうろした。柿の葉は落ちてしまっていた。綺麗に紅葉せずに散ってしまったようだ。
 柿の木は実のあるときには葉が紅葉していなくて、写真に撮ると実が目立たない。また葉が紅葉する頃には実は収穫されて無いことが多く、撮影時期が難しい。今年は長雨で収穫を諦めた木もあるようだ。
 村のため池で赤い魚が網ですくわれていた。見るとすべてフナほどの大きさだ。鯉かと思ったら金魚だという。業者が池を借りて半年間育てて来年卵を産ませるらしい。金魚はフナの突然変異で出来たものだと教えてもらった。バイクで走っても寒くない。昼の気温がぐんぐん上がり歩くと汗ばむほどになった。
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# by asuka-ji | 2017-11-28 21:12 | 山辺 | Comments(0)
鳥見山
 撮影会で鳥見山へ。夜明け前に安田へ行ったが明るくなってくる空に変化無く、鳥見山へ上がった。一応安全のため通行禁止になっている。バリケードの横が開いているので自己責任で通過。上部の新道は完全にバリケードでふさいであるので旧道を駐車場まで上がった。
 紅葉は残っているが見栄えはよくない。気温が低い。3~4度だろうか、身体の芯まで冷えてくる。寒さに震えながら、ドウダンツツジやカエデの紅葉のましなところを選んで撮影する。
 ひととおり撮影を終えたところで、いつもメンバーの一人が持参下さる暖かいコーヒーとこれもメンバーの方の手作りスイーツでお茶タイム。ほっと一息つく。
 帰りに談山神社に寄った。小雨の中を訪れた行楽客で賑わっている。中に入ろうとしたがとうてい人混みを避けることが出来ないと諦めた。
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# by asuka-ji | 2017-11-20 21:40 | 宇陀 | Comments(0)
ワークショップ
 アスカゲストハウス主催でフォトワークショップを行った。場所は高取城址。朝からアスカデザインウィークが始まり、そのオープニングに犬養万葉記念館へ行ってきたが雨だった。
 それが午前中に止んでいい感じになってきた。5名の若い参加者と雨上がりの城跡へ。しばらくするとすると霧が現れた。頂上で暖かいコーヒータイムをはさみ、撮影には絶好の条件で楽しんでもらえた。
 その後、夕方からゲストハウスで講評会を行うというメニュー。独自の目線で被写体を見る人有り、しっかりとした作品作りの出来る人あり、こちらも撮影会を楽しませてもらった。
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# by asuka-ji | 2017-11-19 00:38 | 撮影会 | Comments(0)



写真家・上山好庸
(社)日本写真家協会(JPS)
会員
昭和25年明日香村生まれ。
48年中京大学卒業。
奈良新聞社を経て写真家を志す。
61年フリーとなる。

※写真の無断転載はご遠慮下さい。
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